Tsukasa Theater

脚本家/役者・近藤司のブログ

レント

先セメスターにとっていたMatthew ArkinのHagen Techniqueのクラスを見学しに行った。今セメスターからHB Studio も残りクラス数に応じた授業料支払いをやめ、いつ入っても全12回分の授業料を支払わなくてはいけなくなった。しかし前半のクラスが終わった後の登録は(先生の許可が必要だが)、半額になる。クラスが半分を過ぎたのでMatthew Arkinのクラスがどんな具合か覗いてみた。
Matthew Arkinという先生は有名なAlan Arkin(リトルミスサンシャインでアカデミー助演賞を受賞)の息子で、彼自身もブロードウェイやテレビ番組によく出ているworking actor(役者としてお金をもらって働いている)である。
教え方も丁寧だし、人柄も良いので僕の好きな先生の一人だ。

さて、Matthewは今日はオーディションのためにいなかったのだけれど、今日は朝起きた時からなぜか身体に力がみなぎり、視界も明瞭で今日はどうしたのかな俺は。と思っていたら、HB Studioに行き教室に入って最初に会った女の人の額に黒いインクのようなものが塗られている。一瞬目を奪われたけれど失礼な態度をとってはいけないなと思ってハイ、と言って座る。横目で何度か確認したけれどやっぱり額に何かついている。タトゥーなのかな、周りの人も全く気にしていないしまぁいいかと思っていたら、学校からの帰り道、地下鉄、道行く人が何人も額に黒いシミをつけて歩いている。これは、もしかして見えているのは俺だけなのだろうか。
この黒いシミが額についている人は俺と同じ能力者なのだろうか、と思いつい道行く一人の黒いそれを凝視してしまっていたら目が合う、にこりと微笑まれる。やはりこれは同じ能力者同士に分かる挨拶!もしかして俺の額にもそんなシミがあるのかと思いアパートのトイレに駆け込んで鏡で確認してみたが自分の額には何もついていなかった。

後ほど友人のMonicaに教えてもらったのだけれど、今日はLentと言われるカソリックの行事の初日(前日?)で、ash Wednesday(灰の水曜日)と呼ばれるそう。行事に参加する信者たちは僧侶から額に灰をつけてもらい一日を過ごす。肉を一日食べないそうだ。

ということで別にシックスセンスの目覚めではありませんでした。