Tsukasa Theater

脚本家/役者・近藤司のブログ

脚本とか日本ツアーとかについて

生まれて初めて自分で物語を書いたのは小3だか小4のころ。ワープロが家に来たので小説を書いたのが最初。プロップも何もなしにいきなり書き始めたあれのタイトルは『素晴らしい朝』で二日酔いのサラリーマンの話だった。設定とタイトルの時点で突っ込みどころが満載。もうあの馬鹿でかいフロッピーもどこ行ったか分かんないし内容も覚えてない。小四あたりからコンスタントに学芸会で劇の脚本書いて発表してた。あの頃は漫画もよく描いてた。一時期絵を習ったこともあった。

NYに来る時も「役者が思ったように行かなくても書くほうはどこにいてもできるからどこに行ってもいいや」って思えたのは大きかった。劇作ができるというのは自分にとってセーフティネットのようになっていて、今はショーのリハーサルや仕事やらで結構忙しいけど脚本のクラスだけは取ってる。今日も脚本のクラスで、昨日の夜から徹夜で書いた。このクラスのおかげでこっちに来てまだ半年だけどショートプレイの脚本を英語で7本も書いた。アメリカ戯曲作家組合にも入ることができた。役者活動だけじゃなくて、作家活動も順調です。

脚本のクラスにはマリアンという女性がいて、彼女の書く作品は短いのにとても人間関係が深く、言葉も洗練されていて且つウィットに富んでいるので毎回驚かされる。彼女の作品は毎回楽しみにしているのだけれど、今日は授業の後でマリアンが俺のところに来て「Tsukasa, 今日のあなたの作品はとっても良かった。父と娘の関係も、エレベーターと停電っていう設定も、全て上手くいってた。」と言ってくれて軽く感動した。自分が尊敬する人から認めてもらえると嬉しいものです。新しいセメスターが始まっているので、全く見知らぬ生徒もたくさんいるのだけれど、彼らからもとてもポジティブな反応をもらえて嬉しかった。こういう、毎回の小さな喜びが本当に芸術の糧になっている。
英語の間違いはもうしなくなったし、今後の課題は

•リズム(とライム)
•スラング

です。