Tsukasa Theater

脚本家/役者・近藤司のブログ

テクニック:レペティション(Louise Lasserクラス)2

レペティションの練習はpoint of view(相手の言葉をただ繰り返すだけではなく自分の観点を入れる。例えば”You are nervous."と言われたら"I am nervous?"となる。)にステップアップした。

一応基本のルールは分かるのだけれど、細かいところや先生の注意が入るところで混乱してしまう。「今こんな反応していいのかな?」とか「考えるということと直感で答えるということの境目が分からない」とか。例えば相手の質問に対してポーズ(間)をとって答えることは”考える”=自分に注意が向いている ので良くない。なのでとにかく相手の質問の答えが浮かばない時は相手の質問を繰り返す。で、繰り返している間に答えが出てくるのだけれど、それが良い時と悪い時があるみたいで、その違いがちょっと腑に落ちない。
けれど、別にルールをマスターしたいわけではないのであまり先生に言葉で質問しないようにしている。とにかく何度も繰り返し練習して、先生が良いと言った瞬間の感覚を身体と頭に覚え込ませる。それでも授業の回が進むたびに混乱が増す。

実は教科書的な本があるのだけれど、初心者は読まないように言われている。読むと頭でレペティションをやってしまう可能性があるかららしい。しかしこの訓練は性格が本当によく反映される。相手にカンカンに怒る人もいれば、悲しくて泣き崩れる人もいる。しかし、このクラスは別に感情の底に達する類いのクラスではないので、慰められたり、クラスで傷ついた心をケアしてくれるということはない。それでも、相手に対して礼儀正しくすることを避けるように言われる。それは、なかなか辛い。

先生の言葉
Being polite is not for protecting your partner. You are protecting yourself by being polite. Your partner can take care of himself.
「失礼じゃないようにすることは相手を守ることとは違う。あなたは失礼を避けることであなた自身を守っている。あなたの相手は自分で自分の面倒を見ることができる。」

これは、厳しい。毎回ヒステリックに叫んでしまうクラスメイトがいるのだけれど、彼女はもしその問題がこのクラスにい続けることで解決しないならクラスを去ることもできるのだと言われていた。

以下、指摘された点

*自分が対応したくない、ショックが大きいことがあると質問をして避けるのは良くないことだ。わき起こった感情を受け入れて、相手の質問や発言を繰り返しなさい。

前回の授業だけでも2回くらい上に書いたような場面があった。一回は相手に"Fuck you!"と言われたのがショックですぐに質問をして流してしまった。二回目は”You are so cute."と言われて、また同じように質問をして次に移った。2回とも、同じ指摘をされた。

参考まで、教科書

The Sanford Meisner Approach: An Actors Workbook (A Career Development Book)

The Sanford Meisner Approach: An Actors Workbook (A Career Development Book)