Tsukasa Theater

脚本家/役者・近藤司のブログ

8月20日(金)〜21日(日)

20日は豊中ファミリーミュージカルのリハーサルをのぞかせてもらう。彼らは28・29日に発表予定の「オズの魔法使い」のリハーサルをしていた。ここの子どもたち何人かに21日にワークショップをする予定。

彼らは本番直前の通し稽古をしていたが、彼らのパフォーマンスのエネルギーに圧倒される。小学2年生くらいの子どもからおそらく40代くらいの女性男性までいたのだけれど、とにかく子どもたちの笑顔と元気のすごいこと。

その後優希ちゃんと4人でモノレールに乗り三宮に戻る。その後優希ちゃんの彼氏の光くんと合流し、晩飯を共に食い、そして銭湯・太平の湯に全員で向かう。ChelseaもBも楽しんでいたようだった。

21日は10時30分から15時まで、大阪で昨日見学させてもらった豊中ファミリーミュージカルの子どもたちのうち16人程度にワークショップをした。


まず最初はチェルシーのダンスワークショップから。ゲームをして緊張をほぐした後で、ウォームアップ、そして振り付けを教える。その後はブランダンの音楽のワークショップ。まず呼吸のエクササイズをした後、皆で様々な種類の音楽を一緒に聞き、それぞれの音楽がどんな色、形、物語を連想させるかを話し合う。そして俺の演劇ワークショップでは身体をリラックスさせた後、全員に目を閉じて、目の前に誰か知っている人を想像してもらい一言声をかける、というエクササイズを皆に体験してもらった。同じ「おはよう」でも誰にかけるかで響きがかなり変わる。周りで聞いている人はその人が想像の中で誰と会っているかは全く分からないけれど、そのはっきりとした違いに驚いていた。このエクササイズは演技における「集中力とリラックス」の必要について体験するのにとても適していると思う。
内面について探究してもらった後は今度は逆に外側から自分が受ける影響について体験してもらった。あ、い、う、え、お、と全てのひらがなが書かれた紙を使って、声を出す色々なゲームをした。ゲームをする前と後で、同じ30秒程度のセリフを言ってもらうと、参加者全員が驚くほどの変化が現れる。当然滑舌が良くなるという影響もあるけれど、それ以外に、感情がより表に出てきたり、セリフの意図が明確になったり、緊張がとけたりと、実に色んな影響が役者に現れる。俺のワークショップは今回の来日ではこの二つの内面アプローチと外面アプローチを体験してもらう作りにした。

この日参加してくれた子どもたちは皆とてもオープンで素直で、才能にあふれる子たちばかりだった。このような子たちと一緒にワークすることができて幸せだと思う。最後には彼らからワークショップのお礼ということでダンスと歌を披露してくれた。

チェルシーの振り付けを踊る彼らの動画が英語版ブログの方にアップされています。
http://artbridgejapancollaboration2010.blogspot.com/2010/08/dance-dance-dance.html

その後急いで神戸へ戻り、今度は音楽舎の子どもたちにワークショップ。ここではダンスメインのワークショップとなった。最後、少しだけ余った時間を使い、3人の「中国人の両親」のラストのパートだけ披露した。


その後、回転寿司で葉山さん一家と一緒に晩御飯を食べ、なんとさらに六甲山頂上まで(!)連れて行ってくれた。雲が一部かかってはいたけれど久々に見る神戸の夜景はまさに100万ボルト(ドル?)だった。六甲山頂上はなんだかファンシーなお店や城のような建物がいろいろと作られていて、夜中なのに人でにぎわっていた。